トルコが世界に誇る伝統芸術「イズニックタイル」とは?
トプカプ宮殿や幾多のモスクを彩る「イズニックタイル」は、オスマン帝国が栄華を極めた16世紀に最盛期を迎え、絵皿や器は宮殿で愛用されていました。現在もインテリアや食器として幅広く使われています。
この魅力に引き込まれた日本人女性がいます。2003年に来土、イスタンブールの
ミマル・シナン大学で装飾タイルを学び、イスタンブールのアトリエでタイル絵師として活動を続けている鬼頭立子さんです。商船三井トルコとして、鬼頭さんのことをもっとよく知るために、いくつかの質問をさせて頂きました。
Q. トルコタイルに興味を持ったきっかけを教えて下さい。
きっかけは、もともとは細密画が好きで自分自身でも描きたいと思ったこと。トルコのミマル・シナン芸術大学でならトルコ芸術と美術史を同時に学べると知り外国人枠で入学しましたが、大学で細密画はもちろん様々な伝統芸術分野の基礎を学ぶにつれて、タイル画のスケールと表現手法に惹かれる様になり装飾タイルを専攻することになりました。
 
Q.サークップ・サバンジュ芸術賞を受賞されたそうですが、それについて少し説明していただけませんか。受賞した前後で自身の芸術活動に変化はありましたか。
 
サークップ・サバンジュ賞は、学科上位で卒業した人に授与されます。トルコ伝統芸術に関しての授業はどれも興味深く、気になる講義は可能な限り受講し、挑戦した結果、サークップ・サバンジュ賞を頂くことになりました。
受賞前も受賞後も変わらず、伝統を基礎として独自性のある作品を創り出せるように学び続けています。

MOLトルコとして、世界中のすべての伝統芸術が支援されるべきであると考えています。そして、トルコの「イズニックタイル」と、その芸術に心酔するアーティストを応援しています。